↓ 実際の授業の様子。災害というと、どうしても被害に注目されます。が、ボランティアに行った学生は、被害の様子とともに、そこで感じた人の様子や暮らしの様子も、伝えていました。
佐用町にボランティアに行ったきっかけ・・・「自分も阪神淡路大震災のとき、家が壊れて避難所にいて、ボランティアに支えられたから。」「同じ兵庫県に住んでいる、ということで心が動かされたから」・・・という思いを伝える学生。行ってみて・・・「泥をかき出すだけがボランティアじゃなくて、とってもしんどい思いをしている被災された方の話をゆっくり聴かせていただくことも大切だと知った」「とても大切にしていた写真や思い出の品について、話を聴いて、泥だらけで捨てなければならない物への家の人の思いを知った」と、考えたこと、感じたことを伝える学生。子どもたちも熱心に聴いてくれました。
この授業が導入となって、今後この小学校では災害弱者についての福祉教育が行われていくそうです。
by神戸常盤ボランティアセンター野尻