8月14日に発生した京都府南部豪雨災害に対し、
学生6名・教職員6名の計12名によるボランティア派遣団を
8月29日に宇治市へ派遣いたしました。
当日の宇治市内は薄く雲が広がり、活動しやすい天候でした。
午前中は被災されたお宅の床下の泥かきを行いました。
一部の床下を剥がし、床下に潜って溜まっている泥をかき出します。
まだ水分を含んでいる泥は意外に重く、
また、狭くて暗い床下の作業は力が入らず、大変でした。
しかし、この作業を前日までご家族でされていたとのこと。
日常の生活もある中で、この2週間ご苦労されたことだろうなあと感じました。
被災されたお宅の前の植え込みを見ると、
1m程の高さのところに泥に浸かった跡がありました。
1件目の活動を午前で終え、午後はまた別の活動先へ。
2件目は空き地の泥かき。
こちらは泥は完全に乾いていましたが、
慣れない作業に皆、滝のような汗を流しながら頑張りました。
この空き地の持ち主の方にお話を聞くと、
別の場所にある畑も泥だらけになり、
前日まで側溝の泥かき等に追われていたそうです。
少しずつ日常を取り戻しつつあった宇治市の市街地。
地元の方に「宇治茶まつり」のお話し等もお聞きし、
また元通りになった宇治を見に来てねと声を掛けていただきました。