8月10日の朝、神戸を出発し、その日は仙台にて宿泊。
11日は石巻中学校にて『石巻こどもフェスタ』を開催し、
子どもたちとの楽しいふれあいがたくさんありました。
焼肉や長田名物そばめし、おいしいジュース、かき氷を食べてもらったり、
長田区善意銀行さまからご提供いただいたお菓子を使用したお菓子釣り、
ブンブンこまや紙トンボといった昔遊び、スーパーボールすくいでたくさん遊んでもらったり、
約5mの竹を使った本格的な流しそうめんやスイカ割りといった
なかなか体験できないコーナーもありました。
片付けの後、津波被害のあった門脇小学校を訪問し、黙祷を捧げました。
門脇小学校のある沿岸部は震災から1年5ヶ月たった今も、
住宅が流されてしまったと思われる建物の基礎の部分に雑草が生い茂り、
まだまだ手付かずの状態でした。
津波により火災の発生した門脇小学校も建物は震災当時のままでした。
今回参加した学生のうち、被災地を訪れたことのある学生は2人、
また、阪神淡路大震災を経験し記憶している学生が2人、
その他のほとんどの学生・生徒が初めて見る”被災地”でした。
そこにあった人々の生活が3月11日を境に突然奪われてしまったことを目の当たりにし、
皆言葉を失ってしまいました。
門脇小学校訪問後、帰路に着き、
12日の朝6時50分無事に神戸に帰ってまいりました。
今後も継続して東北の復興のために、
神戸にいる私たちが出来ることを考えていきたいと思います。