「一七市拡大版2012」が開催されました!
「一七市拡大版」とは、
阪神大震災を風化させないため、みんなの思いやりの心を忘れないようにと、
震災の年の11月に障がい者小規模作業所「くららべーかりー」さんが
始めた「一七市(いちなないち)」という福祉バザーが、
震災から17年たった今では、拡大版として年に1度の大きなイベントになっています。
長田区を中心とした障がい者福祉事業所・当事者団体・学校・ボランティア団体等が集まり、
毎年絆を確かめ、より強固なものとしています。
東北支援コーナーとして東日本大震災により福島から神戸へ避難して来られている
「べこっこMaMa」さんのブースや「東北へ絵本を送ろう」という企画もありました。
午前と午後の2回、池田小学校の子どもたちによるエイサーの披露もあり、
普段の繋がりがさらに広がっているように思いました。
神戸常盤ボランティアセンターでは、
神戸常盤女子高等学校ボランティア部の生徒がクイズラリーの受付や
障がい者福祉事業所の新商品開発委員会による
見本市のアンケートのお手伝い等を行いました。
会場にお越しの方に自ら声を掛けたり、
アンケートをご記入いただく方に見本市の趣旨や商品の説明をしたり、
少し勇気のいる大変な活動でしたが、とても頑張ってくれました。
また、この「一七市拡大版」は毎年長田区共同募金委員会より
助成をいただいて、開催されていますが、
高校のボランティア部ではその数日前に街頭募金活動を行いました。
自分たちの活動が実際に役に立っている機会を
目にすることが出来たことも良い経験となりました。
神戸常盤ボランティアセンター