2011年3月12日土曜日

東日本大震災 義捐金活動 at 学位授与式(3月12日)

 

3月12日は学位記授与式。
私たち卒業生にとっては大切で特別な日。


しかし、その日の東日本は、あの16年前を思い起こさせるような悲惨な状況になっていました。
私自身、中学生の頃に阪神・淡路大震災で被災した経験があり、
東日本には友人も多くいるため、
とても他人事ではすまされない事態。

「何かしたいけど、式がどのように進行されるのかわからない。
大学側も先生方も忙しいだろうし、相談する時間も、何か準備する時間もあまりない…。
私にとっては大切な式、出席したいけど、
同じ日本で大変なことになってるのに祝ってもらって良いのか…?」
といった、モヤモヤした心境のまま、私は式に出席するため、大学に向かいました。
そんな時、“準備しておくから、募金活動しましょう”というメールをいただき、
少し気持ちが楽になったのを覚えています。

式の前に行った募金活動では、短い時間ではありましたが、
多くの方からご協力いただくことができ、
人々の温かさに触れることができました。

皆さん、本当にありがとうございました。

後に聞いた話では「こんな日に、きれいな格好をしていて良いのか…」
と自分の袴姿に戸惑う卒業生もいたようで、
皆、色々な思いで、この日を迎えたのだと改めて感じました。

余震と呼ぶにはあまりにも大きすぎる地震が、
東北地方だけでなく、関東地方までも脅かし続けている、今。
私たちができることは募金活動や救援物資の提供くらいしかありません。
もどかしくはありますが、今は自分のできる範囲で、被災された方々のために活動していきたいと考えています。

1日も早い、東日本の復興を祈って…。


戸嶋みずほ

 

3月12日(土)、学位授与式がありました。
ボラセン第1期生の卒業生たちの思い、願いから、
学位記授与式の入り口での義捐金活動をさせていただきました

ご賛同、ご寄付いただきました、
ご父兄、教職員の皆さまに心から感謝いたします