2011年3月20日日曜日

メッセージ#2 震災に対する思い

私は3歳の時に震災を体験しました。まだ小さかったのですが、その時母が私に覆い被さって守ってくれたのを今でも覚えています。それくらい震災は私にとって衝撃的でした。


今回の東日本の被災地の方々の思いをテレビで知り、改めて震災の恐ろしさを実感しました。


忘れられない被災者の方の言葉があります。


「生きてるだけでいい、会えただけでいい」


それを聞いた時、いかに私自身の毎日が大切なものか、幸せであるものかを実感できました。

それと同時に、涙が止まらなくなりました。

震災は悲しみしか与えないように思いますが、
その中で人の温かさや優しさを知ることができるのではないでしょうか。


私が義援金活動をしている時、
自転車を漕いでいてわざわざ止めてまで義援金を入れてくれた人、
車椅子に乗ったまま入れてくれた人、震災の怖さを語りながら入れてくれた人、
お財布の中の小銭を「少ないけど」と全部入れてくれた人…、
たくさんの方々がいました。


そういった人の優しさに触れることで、私は幸せを感じることができました。


このみんなの思いを、必ず、必ず、必ず!!!
被災地に届けてほしいです。

そして被災者の方々の心にも届くことを信じています。

これが私の思いです。


P1 佐々木翔子